書籍紹介:元競走馬のオレっち(コミック)

引退馬の現状についての記事で、『馬の瞳を見つめて』と『うまのおいのり』を紹介しましたが、もう一つ紹介したい本があります。

それは、乗馬をやっているときに出会った『元競走馬のオレっち』というマンガです(著者:おがわじゅり)。

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僕が引退馬の現状について考え始めるきっかけになったのが、実はこの本でした。

以前の僕は「競馬を引退した馬が乗用馬になれれば、第二の馬生を迎えられたからもう大丈夫」と思っていたのです。

「よし、乗用馬の需要を増やすために乗馬人口を増やそう!まずは自分が貢献するぞ!」

そんな思いで入会したのが、JRA引退馬を積極的に採用し、その数なんと400頭という乗馬クラブ(乗馬学校でもある)オリンピッククラブでした(頭数は8年前のもので現在はどれくらいなんだろう?)。

そして乗馬グッズや乗馬本を探している時に出会ったのがこの本。

良血馬だけど未勝利で引退した元競走馬、その名も「オレっち」が乗用馬として成長していく姿を描いた物語です。

主人公のオレっちからの目線で描かれているのが面白く、ほのぼのとしたイラストも相まって、読んでいて思わずにんまりしてしまいます。

しかし、物語の終盤のある出来事に、僕は号泣してしまったのです…。

以前の僕は、競馬を引退した馬について、もっと気楽に考えていたのです。

「ぼんやりと考えていたけど、よく考えてみたら、そうだよなぁ…。でも、どうすればいいんだろう…。」

そんなふうに、引退馬の現状について考え始めるきっかけになった本です。

馬の瞳を見つめて』は入手困難ですが、『元競走馬のオレっち』はアマゾンで中古が安く手に入ります。

いちおう最後はハッピーエンドで終わるので、安心して読んでください。

ブログ始めました(&愛うさぎ「みかん」紹介)

引退馬の現状は知れば知るほど悲しいものでした。

僕は馬関係の仕事をしているわけではなく、ただ競馬と馬が好きな一般人です(あと、うさぎなどのかわいい小動物が好き)。

そんな僕が、引退馬のために何ができるだろうか。
僕にできることといえば、寄付をすること。そして事実を広めること。

というわけで、ブログを始めました。
思い立ってから、かなりの時間が経ちましたが……。

書こうと思っても、なかなか文章がまとまらない。
頻繁にブログを更新している人はすごいなと、改めて思いました。

僕と妻は、うさぎブログ「うさぎと暮らすということ」(Author:ナオミさん)の愛読者です。
ナオミさんのページを参考に、ページのヘッダーに我が家のうさぎの写真を載せたり、プロフィールに画像や紹介文を載せたりしました。

ここで、我が家のうさぎの紹介をさせてください。
我が家の愛するうさぎの名前は「みかん」といいます。
ネザーランドドワーフという種類のうさぎで、カラーはオレンジ、4歳の女の子です。

みかんもサラブレッドと同じごはん(チモシー)を食べる仲間として、引退馬の現状を憂いて、記事に使う写真撮影に参加してくれました!

そして僕がブログ記事を書いているとき、足元にべったりとくっついて応援してくれました(まるで磁石でもついているかのように)。

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(ひっつきうさぎのみかんさん)

引退馬のことを書いてから、ポイントサイトのことを書いて、紹介ポイントを引退馬に寄付できるくらいたっぷりゲットできたらいいなと妄想していました。

(紹介ポイントとは、ブログにバナーや紹介リンクを貼り、そこからポイントサイトに登録すると、紹介した人された人それぞれにポイントが入るというもの)

それで「引退馬のためにお小遣い稼ぎをしよう」というブログタイトルにしたのです。

しかし、まだポイントサイトについての文章の構成など練れていません(「お得」カテゴリに記述予定)。

なので、しばらくは「お得」以外の下記カテゴリを気ままに書き続けて、いつかは「お得」カテゴリにポイントサイトについて記述したいと思います。

・うさぎ:みかんとの日常
・馬:引退馬 & 現役の愛馬について(一口馬主やってます)
・小技:システム系の仕事をしてるので、自分用の覚書など。

この1週間は、FC2グログのテンプレートのカスタマイズに夢中になっていたので、カスタマイズについての覚書を「小技」にこれから記述予定です(そうしないと絶対忘れてしまうので)。

書くぞ!と決めてから2週間くらいかけて、やっとのことで文章を練り上げ、予約投稿というやつで1週間分まとめてUPしたのが先週末の土日のこと。

時を同じくして、熊本地震が起きましたが、作り始めていたブログの文章はそのまま投稿しました。

1週間遅れましたが、被害を受けられた方々に、心からお見舞いを申し上げます。

③それでも救えない命のために(馬の福祉)【その3】

★【その3】(【その2】からの続き)

『A HORSE’S PRAYER(馬の祈り)』というイギリスのとある厩舎に掛けられている言葉が、渡辺牧場のホームページ(トップページの下の方)に翻訳されている。

スイスの乗馬クラブや牧場でもよく見かけるらしく、欧州で『愛馬訓』として知られているものだ。

また、『愛馬訓』を翻訳した『うまのおいのり』という絵本が日本では出版されている。

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この絵本は「わたしのいちばんのおねがいは さいごまであなたのともだちでいることです」〜「いつまでもあなたとともにありますように ありがとう」と終わる。

これを読むだけだと、いい話だな〜とほっこりして終わりだが、絵本なだけにオブラートに包まれているところがある。

原文には「My Master, take my life in the kindest way」(ご主人様、最も優しい方法で私の命を奪ってください)とあり、とても切実な馬の祈りが書かれているのだ。

そして絵本をよ〜く見てみると「さいごまであなたのともだちでいることです」と言っている馬の表情が切実で、「ありがとう」と終わる最後の言葉に、僕は胸が熱くなった。

『愛馬訓』は絵本も良いけれど、それだけではなく渡辺牧場のホームページか、ネットで検索すると「スイスに伝わる愛馬訓|うみねこ博物館」というページがヒットするので、ぜひ読んでみてほしい。

馬の気持ちについて真剣に考えさせられる内容となっている。



昔から、サラブレッドの質はその国の文化レベルを表すと言われている。

日本は海外のレースに勝てるようになり、表向きのレベルは上がったが、馬の福祉については遅れている。

欧州最大のレース凱旋門賞の勝利を目指す前に、もっと裏側の、馬の福祉を欧州並みにすることの方が大切なのではないだろうか。

馬を生産して捨てるのではなく、死ぬまでちゃんと面倒を見ることが、馬との信頼関係をもっと強固なものにすることになり、ひいては馬の質の向上、文化レベルの向上にも繋がらないだろうか。

日本でも、馬が好きな人、馬に関わる人がもっと引退馬の最後について真剣に考え、馬の福祉が向上することを願う。

(参考文献『馬の瞳を見つめて』、『愛馬訓』、『うまのおいのり』)

以上
↓以下に『A HORSE’S PRAYER (馬の祈り)』(愛馬訓) を追記

続きを読む

③それでも救えない命のために(馬の福祉)【その2】

★【その2】(【その1】からの続き)

せめて、家畜商に売られてからの不快な思い、殺される前の恐怖、殺されるときの苦痛、これらを感じさせない方法で、つまりは安楽死をさせてあげられたらいいのに……。

…と僕は思っていた。思っていただけで何も行動していないけれど。

「安楽死」は何かと問題視されているし、何てことを言うんだと非難されたりもするんだろうな、と思っていた。

しかし、実際にそのことを考え、行動に移している人がいた。

馬の瞳を見つめて』の著者、渡辺はるみさんだ。

先の記事②お金があれば救える命(自分にもできること)【その1】で僕が会員になっていると書いた渡辺牧場 里親会の代表者だ。

ちなみに渡辺牧場はナイスネイチャの生産牧場で、現在では養老牧場に衣替えしている。

誤解がないように先に断っておくが、はるみさんは馬をとにかく安楽死に、と推奨しているわけではない。

養い続けることに限界がきてやむを得ない場合には、「他人に処分を任せるのではなく、馬が恐怖と苦痛を感じないように死なせたい、自分で看取りたい」と考えているのだ。

自分の生産馬で競馬を引退した馬、乗馬クラブで廃用になった馬を、自分の生産馬に対する「償い」の思いで引き取り、しばらくの間(できるだけ長い間)幸せに過ごしてもらい、環境を変えることなく普段のまま、麻酔薬をたっぷり使って眠らせた状態で安楽な最後を迎えさせる。

ちなみに日本でいう動物の「安楽死」とは、「筋弛緩剤」を使って窒息死させる方法だが、「麻酔薬」を使うのと使わないのとでは大きな違いがある。

麻酔薬を使わないで筋弛緩剤だけを使う方法だと、意識がはっきりしたまま動けなくなり呼吸ができなくなってしまうので、苦しくないように見えても地獄のような苦痛を味わって死ぬことになる。

なので、麻酔薬を投入して十分に効いた後で筋弛緩剤を投入する方法でないと、本当の意味での「安楽」死にはならない。

もしもあなたに、たとえば愛する飼いうさぎがいて、治りようもない怪我や病気になり安楽死せざるを得ない事態に直面した場合は、獣医に「麻酔薬」を使うことを必ずお願いしてほしい。

犬や猫でさえ麻酔薬を使わずに筋弛緩剤だけを投入する方法で「安楽死」と言っている獣医がいるようなので、要注意だ。

ちなみにJRAでの予後不良による安楽死は麻酔薬を使ってから筋弛緩剤を投入する方法のようなので「安楽」死だが、地方競馬では経済性が優先されて麻酔薬を使っていないところが多いようだ。

競馬先進国の欧州では、馬の福祉についての意識が高く、馬の「人道的殺処分」が認められており、虐待や放置をすることがないような考えが浸透している。

英国馬協会のリーフレットには、人道的殺処分を行う際の方法や注意点、死体処理の方法、心のケアまでもこと細かに説明されているようだ。

以上のように、『馬の瞳を見つめて』には渡辺はるみさんの馬への愛と、それでも馬を処分しなければならない苦悩が綴られている。

馬が好きな人であればぜひ読んでほしい。

引退後の馬はどうなってしまうのか、どのような最後を迎えさせてあげるべきなのか、考えさせられる本だ。

しかしこの本は出版社が倒産してしまい絶版となっており、図書館にも置いてないことが多くて残念だ。

千葉県であれば、船橋市、浦安市、千葉市の図書館には置いてあるので、これらの図書館を利用できる人はぜひ、借りてみてほしい。

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【その3】に続く

③それでも救えない命のために(馬の福祉)【その1】

★【その1】
②お金があれば救える命(自分にもできること)【その3】 からの続き)

■長いので要約

・なぜ処分方法が食肉なのか。
・死を迎えるまでの生きている間と、死に方を考えてあげたい。
・恐怖や苦痛のない「安楽」な方法で。
・「馬の福祉」についての意識向上を。
 (参考文献『馬の瞳を見つめて』、『愛馬訓』)

(※この記事は【その3】まで続きます)

馬を養うには莫大なお金がかかるため、少数の限られた命なら救うことができるが、その他大勢の命はやはり救うことができない。

馬を処分せざるを得ないのは仕方がないことだとしても、なぜ食肉として処分されなければならないのか。

馬は走るために生まれてきたのに、人を信頼していたのに、最後には恐怖と苦痛を味わって食肉にされてしまうなんて。

競馬が好きで彼らから感動を与えてもらっている僕にとって、彼らの最後を想像するのはすごく辛いことだ。

どうせ肉になるのだからと劣悪な環境で肥育され、脚を怪我しても治療なんてされるわけもなく、肉になるまで粗末な扱いを受けている状況というのは、想像するに堪えない。

【その2】に続く

②お金があれば救える命(自分にもできること)【その3】

★【その3】(【その2】からの続き)

【その1】【その2】のような会ではなくても、たとえばミホノブルボンは、生まれ故郷の牧場で余生をのんびり過ごしている。

牧場ではミホノブルボンを愛情深く養っている。

僕はミホノブルボンがいちばん好きな馬で、北海道の牧場まで会いに行ったことがある。

会いに行ったときは引退馬の現状を深く考えていなかったけど、ブルボンを養う費用はどうしているのだろうかと、最近になって考えるようになった。

現役時代に稼いだお金でオーナーさんが養ってくれているのだろうか。

生まれ故郷の牧場が費用を賄っているのだろうか。

もしもブルボンを生かすために寄付が必要であれば、ぜひ寄付させてほしい。

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ミホノブルボン(2010年9月 ファニーフレンズファームにて撮影)



JRAは引退馬の余生のためにもっと積極的に、たとえば馬券の配当金の一部(1%でもいい)を引退馬の寄付にあてられるようなシステムを作ってほしい。

多くの馬好きな競馬ファンは引退馬の現状を知れば寄付を惜しまないだろう。

最近では知名度が高い角居調教師が「サンクスホースプロジェクト」を開始したりと、引退馬を生かそうとする運動は少しずつ広がっている。

しかしそれでもやはり、すべての引退馬を養うことはできない。

サポートホースとして選ばれた幸運な馬やミホノブルボンのように功労馬として養われている極少数の馬しか天寿を全うすることはできず、やはりほとんどの馬が最後は家畜商に売られ、肥育場に送られ、屠殺され、食肉になってしまう。

→次は③それでも救えない命のために(馬の福祉)

②お金があれば救える命(自分にもできること)【その2】

★【その2】(【その1】からの続き)

ちなみに、重賞勝ち馬には助成金が支給される制度があるが、10歳以上という年齢制限があり、しかも月2万円と少額だ(中央重賞勝ちで月2万、地方重賞勝ちで月1万円)。

以前netkeibaのとあるコラムに、月2万円あれば馬をまかなえると書かれていたが、月2万円だけでは馬は養えない。

それはその人が馬を養う環境を持っていて自分で馬をケアできて、エサ代寝ワラ代だけなら2万円でなんとかなるという意味での発言だったのだと思う。

助成金の対象馬でさえも、助成金だけでは生きていけない。【その1】に記載した会では会費、寄付、助成金などの収入で馬を養っている。

現在、【その1】に記載した会で養っている重賞馬は以下の通り。
・ナイスネイチャ
・セントミサイル
・エイシンバーリン
・トウショウフェノマ
・マザートウショウ
・トウショウオリオン

もちろん重賞馬以外も養っている。
・ウラカワミユキ
・キタノダイマジン
・プリティプリン
・ハリマブライト
・ビンラシッドビン
・ポートシャフター
・ナスノハツカゼ
・エルウエープリンス
等々

海外からの輸入種牡馬は種牡馬引退後に行き場がなくなって処分されてしまう(海外からは「日本は名馬の墓場」と言われている)。2015年末にスキャンがその危機に面したが、【その1】の引退馬協会が養うことになり、現在でも寄付を募っている。

ほか、【その1】の引退馬協会の対外支援事業引退馬ネットでは、
・ネーハイシーザー(荒木牧場功労馬サポーターズ)
フジヤマケンザン(チームケンザン友の会)
 →2016年4月13日永眠(享年28歳)
・ビッグゴールド(ビッグゴールドサポーターズクラブ)
・ツルマルツヨシ(ツルマルツヨシの会)
・レットイットビー、マンハッタンスカイ、フィールドルージュ、ナムラコクオー他(黒潮友馬会)

等々の馬がそれぞれの会で養われており、現在も会員を募集している。

現役時代の彼らのファンであれば、ぜひ入会して彼らの馬生を支えてほしい。

G1ホースなのに行方不明になってしまったレオダーバンやダイタクヤマトのような馬が増えないためにも。

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在りし日のダイタクヤマト(2004年8月 日高軽種馬農協門別種馬場にて撮影)

【その3】に続く

②お金があれば救える命(自分にもできること)【その1】

★【その1】
①引退馬の最後(まずは知ること) からの続き)

■長いので要約

・引退馬を養う会がある。
・一般の人々の会費や寄付で運営されている。
・馬が好きな人や彼らのファンだった人は、ぜひ入会または寄付をして彼らの馬生を支えてほしい。

(※この記事は【その3】まで続きます)

引退馬を養うお金がなければ処分せざるを得ないが、養うお金があれば引退馬の命を救うことができる。

最近では、引退馬を生かしたいという人たちによる、毎月の会費や寄付で引退馬を養う会が増えている。

僕が会員になっているところは以下の3つ。

 ① 認定NPO法人 引退馬協会(後援会員:月1,000円×2口)
 ② 渡辺牧場里親会(会費:月2,000円)
 ③ 引退競走馬の余生を支えるパパ&ママの会(会費:月2,000円)

①は認定NPO法人で寄付金は税制の優遇が受けられ、お得で安心感がある。

②はナイスネイチャの生産牧場である渡辺牧場の里親会。渡辺はるみさんの著書『馬の瞳を見つめて』は馬好きなら必読の本。ただし絶版で入手困難(出版社が潰れてしまった)。

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引退馬協会のカレンダー購入も引退馬への寄付になります)


③はネットで引退馬について調べているときに見つけて会員になったけれど、①②とはちょっと毛色が違って独立独歩な感じかな。でもその分③がいちばん寄付を必要としているように思える。

他には、これは正確には寄付ではないけど、

 ④ 乗馬クラブ オリンピッククラブ

のエクセルペア会員として毎年会費を払っている。こちらはJRAを引退したサラブレッドを多く入厩させているマンモス乗馬クラブなのだけれど土日は人が多くて部班ではあまりみてもらえなかったりでだんだん行かなくなってしまい、いまでは会費を馬のために寄付しているだけの幽霊部員になってしまった。

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(乗馬クラブでの部班の様子)

【その2】に続く

①引退馬の最後(まずは知ること)

(はじめに)
走るために生まれたサラブレッドが最後は食肉になってしまう。
そんなサラブレッドのために、僕に何ができるのか。
まずは人々に知ってもらうことが大事だと考えて以下に記載しました。



日本国内では毎年約7,000頭のサラブレッドが、競走馬になるために生産されている。

厳しい育成を経て競走馬になって活躍しても、引退する日は必ずやってくる。

競馬を引退した馬は、その後どうなるのだろうか。

生まれ故郷に戻り、のんびり余生を過ごして天寿を全うできるのだろうか。

hokkaido.jpg


いや、残念ながらそうではない。

競馬を引退した馬のほとんどが、最後は食肉になってしまうのだ。



競馬を引退した馬は、建前上は乗馬に用途変更となる。

しかし乗馬とは名ばかりで、ほどなく家畜商に売られて行く。

たとえ乗馬になるために訓練されたとしても、乗馬に向かないと判断されれば、行方不明になる(家畜商に売られる)。

たとえ乗馬になれても、怪我や加齢で乗馬として働けなくなったら、行方不明になる(家畜商に売られる)。

引退馬の中でも成績や血統が良ければ繁殖牝馬や種牡馬になることもある。

しかし繁殖牝馬も、子供を産めなくなれば、または強い産駒を出せなければ、家畜商に売られて行く。

種牡馬も、強い産駒が出なければ、まずは乗馬に転向することもあるが、その後は上記の通りである。

しかし馬の仕事に携わっている人々は、馬が好きでこの仕事についているはずだ。

自分が愛情を注いだ馬たちをできれば生かしてやりたいと思うはずだ。

それなのになぜ、引退馬は処分されてしまうのか?

それは馬を養っていくには多額のお金がかかるからだ。

馬は、大きくて大食漢でデリケートで脚なんて怪我しやすくて蹄のケアも必要で手間が掛かる。

場所代、エサ代、寝ワラ代、医療費、装蹄費、ケアする人件費等々お金がかかる。

僕が以前通っていた乗馬クラブでは1頭置いておくだけでも1ヶ月にざっくり10万円くらいかかると言われたが、馬の養老牧場では月7〜8万円くらいかかるだろうか。

馬一頭養うには、それだけお金がかかる。

かわいそうだからといって、彼らを養うお金がなければ養いようがない。

お金がないから、処分せざるを得ない。

ほとんどの引退馬の命は、救いたくても救えずに失われていく。

→次は ②お金があれば救える命(自分にもできること)

A Horse's Prayer
馬の祈り
プロフィール

(↑クリックすると口取り写真)

Author:やたん
妻とうさぎとの3人暮らし。
馬、うさぎ、お得(ポイント貯めたりとか)が好きです。
紹介ポイントを稼いで
引退馬のために使うことを目論んでいます(笑)。

(↑クリックすると拡大します)
うさぎ:みかん
性格:甘えん坊、好奇心旺盛、食わず嫌い
種類:ネザーランドドワーフ
性別:女の子
色:オレンジ
体重:1キロ未満
好きなもの:おやつ
趣味:登山(常に高みを目指しています)

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